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ラフティング&カヤック・信号無視安全論
ラフティング多摩川・東京、奥多摩でラフティングツアーを開催しています。つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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f63d700d.jpeg植木等さん死去
サラリーマン時代、仕事でつまずくたびに植木等を聴いて初心に帰るという上司がいた。
まだ駆け出しの編集者だった私は、どうして植木等を聞くと初心に帰れるのか不思議に思っていたが、尋ねることはせずにいつも聞き流していた。何年か経ったある時その植木等さんのテープ(CDではい)を聴く機会があったのでじっくりと聴いてみたら、あらびっくり、確かに初心に帰った気になって、明日からまた頑張ろうという覇気が沸いてくるではないか。植木等さんといえば「金の無いヤツぁオレんとこへ来い。俺もないけど心配すんな~。」と能天気に歌い上げる元祖無責任男である。こんな歌を聴いてなぜサラリーマンたちはやる気になったのか。むしろやる気が無くなるはずではないのか。
東京から距離をおいて生活をしているせいか、そのココロがわかる気がする。
彼の歌が巷に溢れていたころは、高度経済成長の真っ只中、企業戦士たちは一丸となって欧米の巨大資本相手に経済戦争を繰り広げていた頃である。そんな凄まじい時代に、サラリーマンは気楽な稼業だと歌って、目を吊り上げて働くお父さんたちの肩の力を抜いてみせたのだ。彼の歌に含まれる一種のカンフル剤は、本当に気楽なサラリーマンには全く効き目は無いが、毎日を夢中で頑張っているサラリーマンには時空を越えて効いてくるのだ。
彼の表現する時代を斜めに見る視点、ライトな感覚、軽薄や無責任という愛すべき態度は、現代の日本人に必要な素養ではないだろうか。ポックリ逝かないためにもね。
http://www.hiramoto.com/sindan/ ←あなたの無責任度が判ります。私は残念ながら20ウエキでした。

画像は私が初心に帰りたい時に聞くアベレージホワイトバンド>
一晩中踊っていたころのパワーが戻ってきます。
Let's go round again
Maybe we'll turn back the hands of time
Let's go round again
One More time

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プロフィール
HN:
小田弘美
年齢:
60
性別:
非公開
誕生日:
1963/11/10
職業:
パドラー
趣味:
ネット通販
自己紹介:
好きな物 苺 珈琲 花 美人 カヌーの後のシャンパーニュ、なんちゃって。
カヌースラローム競技のメッカ 東京・多摩川・御岳渓谷の畔で愛妻と猫たちと、愛すべき多くのパドラーたちに囲まれて暮らしています。
予約、相談、駆け込み大歓迎。カヌーとラフティングと恋愛のことなら力になります。
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